京都工芸繊維大学美術工芸資料館

京都工芸繊維大学

京都・大学ミュージアム連携

©Museum and Archives,
Kyoto Institute of Technology

「大学美術館を活用した美術工芸分野新人アーティスト育成プロジェクト」(2013年度)

○概要

京都工芸繊維大学美術工芸資料館では、今年度、美術、工芸、グラフィックデザインの領域で 今後の活躍が期待される新人クリエイターの成長を支援することを目的とするプロジェクトを実施しています。
本プロジェクトでは、2014年1月中旬〜2月に美術工芸資料館で展覧会を開催するほか、 ベテランクリエイターやギャラリストによるシンポジウム、学芸員・批評家をゲストに迎えたアーティストトークなど、 多様なプログラムを開催し、様々な方面から新人クリエイターの成長を支援します。

○プロジェクト参加作家

美術

工芸

グラフィックデザイン

  • 岡達也/OKA Tatsuya

過去の展覧会

2014.1.14 - 2014.2.28

未来の途中ー美術・工芸・デザインの新鋭12人展

京都工芸繊維大学美術工芸資料館では、「未来の途中―美術・工芸・デザインの新鋭12人展」を開催します。 本展覧会は、京都を中心に関西を拠点として活動し、次代の美術・工芸・デザイン界を担う力となる20歳代30歳代の若手クリエイター12名のフレッシュな表現を紹介するものです。
美術系大学を卒業/修了し、プロとして歩み始めたばかりの若い作家たちは、実のところ自らを切磋琢磨できる場を十分に持つことができません。 新進クリエイターにとって市場も批評も十全に機能しているとは言えない現状にあって、大学ができる若手の育成とは何か。それを作家たちとともに考えながら実現していきたいと考えています。
その意味で本展は、若手作家の発表機会であるとともに鑑賞者のみなさん一人ひとりから自由に意見をいただく多角的な批評の場でもあります。
現今の表現を見据えながら未来のクリエイションを生み出そうとする彼らの作品には、熱意溢れる混沌から凝固しつつある個性が見て取れるでしょう。 定まりきらない未来への途上にある若手作家たち12名の創造力を、鋭い眼差しを持って、存分にお楽しみ下さい。

*本展覧会は、文化庁平成25年度助成「大学美術館を活用した美術工芸分野新人アーティスト育成プロジェクト」として採択された事業の一環として開催されるものです。

○出品作家
池田精堂太田勲、 岡達也、 岡山高大小倉智恵美楠本孝美ジュリー・ペレイラ神馬啓佑田中幹寺岡海中西瑞季山本晃久

○開催期間 2014年1月14日(火)から2014年2月28日(金)まで

○休館日
日曜日・祝日、1月18日(土)、2月25日(火)、2月26日(水)

○入館料
一般200円、大学生150円、高校生以下無料
*京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生・院生は学生証の提示により無料。


◎関連企画
※いずれも参加費無料・申込不要(展覧会会場で開催するイベントにつきましては、入館料が必要です)。

「アーティストトーク」
2月8日(土)13:00−14:30
@美術工芸資料館2階
○出演
太田勲、岡山高大、小倉智恵美、楠本孝美、田中幹、中西瑞季
2月15日(土)13:00−14:30
@美術工芸資料館2階
○出演
池田精堂、ジュリー・ペレイラ、神馬啓佑、寺岡海、山本晃久

トークセッション1:アーティストの成長と展示
2月8日(土)15:00−17:00
@京都工芸繊維大学プラザKIT
○出演
中谷至宏(PARASOPHIA京都国際現代芸術祭キュレーター)、 西川勲(ギャラリーマロニエ)、
正木裕介(Gallery PARC)

公開制作:寺岡海−バレンタインデーに星をつくる
2月14日(金)16:30−18:30
@美術工芸資料館前(※雨天・荒天中止)

悪天候のため中止いたします。

トークセッション2:キュレーターの眼、アーティストの眼
2月15日(土)15:00−17:00
@京都工芸繊維大学プラザKIT
○出演
保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)+本展出品作家

展覧会をふりかえる
3月1日(土)16:00−17:30
@美術工芸資料館3階会議室
会期終了後、出品作家が展覧会を振り返り、意見交換を行なう場を設けます。
作家同士の討議の場ですが、ご観覧もしていただけます。

アーティストトーク&公開制作:寺岡海「星をつくる」
3月11日(火)18:00−19:00
@美術工芸資料館前
2月14日に開催を予定していた「公開制作:寺岡海−バレンタインデーに星をつくる」は悪天候のため開催を見送りました。 本イベントは、その際に実施する予定でした寺岡海による《星をつくる》の公開制作と、作家自身によるアーティストトークを行います。
※雨天の場合、アーティストトークのみ行います。


○主催 文化庁、京都工芸繊維大学、京都工芸繊維大学美術工芸資料館
○制作 京都工芸繊維大学美術工芸資料館