京都工芸繊維大学美術工芸資料館

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展覧会アーカイブ|Exhibition Archives

2009.1.19 - 2009.2.14

文化財保護デー関連企画「コロタイプで蘇る法隆寺金堂壁画」展(コレクション展II)

昭和24年1月26日、法隆寺金堂が漏電により全焼し、その外陣を飾っていた国宝の壁画もその大部分を焼失してしまいました。
このことが契機となって、文化遺産に対する保護意識は高まりを見せ、翌年、文化財保護法が制定されたのです。
ところで、昭和10年に文部省(当時)がこの壁画を修復のために原寸大で撮影しており、
写真では変色の恐れがあることから昭和12年にコロタイプ版原寸大複製が23組だけ作成されました。
これらは、大英博物館やボストン美術館をはじめ、国内の国立大学図書館や官公立博物館などに頒布されましたが、
このうちの1組が京都工芸繊維大学の前身校のひとつである京都高等工芸学校にも納入されており、
今回は文化財保護デー関連企画として、これを皆さまにご覧いただきます。

○会期
2009年1月19日(月)から2009年2月14日(土)まで
○休館日
日曜日・祝日