京都工芸繊維大学美術工芸資料館

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Kyoto Institute of Technology

展覧会アーカイブ|Exhibition Archives

2009.10.23 - 2009.12.4

アート&テクノロジー展−高橋匡太|疋田淳喜|吉岡俊直−

京都工芸繊維大学美術工芸資料館では、「アート&テクノロジー展−高橋匡太|疋田淳喜|吉岡俊直−」と題する、
現代美術と科学技術の接点を探る展覧会を開催します。
それ自体が「技術」でもあるアートは、テクノロジーと豊かな関係を築いてきました。
現代美術が科学技術の可能性を広げる方法を提示することもあれば、科学技術の進歩がアートの新たな表現を生み出すこともあります。
本展覧会では、現代美術の最前線で活躍する三名のアーティストが、様々なテクノロジーを通して実現される個性豊かな作品群で競演します。
高橋匡太は、公共建築へのプロジェクションや光と影が交錯する映像インスタレーションで世界的に活躍しています。
疋田淳喜は、少年少女科学クラブを名乗り、中学生レベルの理科の知識で実現可能な装置を元に、
化学反応や物理現象によって生じる光や音を作品にしてきました。今回は国内では初の個人名での参加となります。
吉岡俊直は、コンピュータを通して「版」の在り方を追究し続けています。
黒ゴムに刷る版画から出発し、現在では立体や写真、実写とCGを合成した映像作品へと表現が広がっています。
アートとテクノロジーが出会って生み出される三者三様の表現の世界を、また、本学が目指す「科学と芸術の出会い」をお楽しみください。

○会期
2009年10月23日(金)から2009年12月4日(金)まで
○休館日
日曜日・祝日

◎関連企画1

公開シンポジウム
「アートとテクノロジーの接点」
2009年11月1日(日)13:30 - 16:00
@大学センターホール
基調講演
秋庭 史典(名古屋大学大学院准教授)
○パネリスト
秋庭 史典
高橋匡太
疋田淳喜
吉岡俊直
○司会
平芳幸浩(京都工芸繊維大学美術工芸資料館准教授)