京都工芸繊維大学美術工芸資料館

京都工芸繊維大学

京都・大学ミュージアム連携

©Museum and Archives,
Kyoto Institute of Technology

展覧会アーカイブ|Exhibition Archives

2009.9.28 - 2009.10.12

アーキニアリング・デザイン展 −模型で楽しむ世界の建築−

「建築(アーキテクチャ)」は、設計や生産を支える「工学(エンジニアリング)」の部分と人々の目に触れる「デザイン」の部分からなっています。
これらを「アーキニアリング・デザイン」と称し、それぞれの関係を、歴史的発展過程から、現代まで、そして未来へ向けての「示唆と提案」を意図して企画・開催するのが今回の「アーキニアリング・デザイン展」です。
ここでは世界遺産建築から最先端の建築まで、その仕組みを解剖し、子供から専門家まで多くの方々が楽しみながら 「未来の建築世界遺産」を考えることができるような展示を目指しています。
展示される作品(建築模型)を製作したのは全国の建築を学ぶ学生たちで、 古代マチュピチュ遺跡の石組みから、世界遺産で日本三景のひとつである安芸の宮島の厳島神社、 1959年の着工から完成までに14年もの歳月を要したシドニー・オペラハウス、地上48階高さ248mに及ぶ東京都庁舎や
テレビ地上波の完全デジタル化に合わせて2011年に完成予定の新東京タワーなどの模型を展示し、それらの構造をご覧いただきます。
なお、本展覧会は、日本建築学会(AIJ)・同会各地域支部の主催、および日本建築構造技術者協会(JSCA)の共催、 国土交通省他全13団体等の後援と、全55社の協賛、能村幕構造技術振興財団からの助成を受けて全国を巡回するうちの、関西での展覧会です。
また、10月10日(土)午後には公開シンポジウムを予定しております。

○会期
2009年9月28日(月)から2009年10月12日(月)まで
○休館日
日曜日・祝日

◎関連企画1

シンポジウム「空間の力」
2009年10月10日(日)15:00 - 17:30
@京都工芸繊維大学 3号館 0311講義室
○パネリスト
内藤廣(建築家・東京大学大学院教授)
斎藤公男(構造家・日本大学名誉教授)
○司会
陶器浩一(構造家・滋賀県立大学教授)

◎関連企画2

建築新人戦2009 公開審査
2009年10月10日(日)10:00 - 14:30
@京都工芸繊維大学 3号館 0311講義室
▽プログラム
10:00 - 12:00 二次公開審査
13:00 - 14:30 表彰式・レビュー
○審査委員
○委員長
竹山聖(京都大学大学院准教授)
○委員
遠藤秀平(神戸大学大学院教授)
陶器浩一(滋賀県立大学教授)
長坂大(京都工芸繊維大学教授)
○進行
阪田弘一(京都工芸繊維大学准教授)
○ゲスト
槻橋修(神戸大学准教授)
五十嵐太郎(東北大学大学院教授・建築系ラジオ)