京都工芸繊維大学美術工芸資料館

京都工芸繊維大学

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Kyoto Institute of Technology

展覧会アーカイブ|Exhibition Archives

2005.6.21 - 2005.9.19

ルイジ・コラーニ  BACK IN JAPAN展

2005年、「日本におけるドイツ」年の今年、京都工芸繊維大学美術工芸資料館におきまして ルイジ・コラー二/バック・イン・ジャパン展を開催いたします。
1928年、ベルリンで生まれたルイジ・コラー二は早くからドイツデザイン界のメインストリームとは別に、 独自のデザイン思想に即し、エアロダイナミクスの知識を駆使しながら未来に向けたデザイン言語を確立しました。
コラー二は自らをアールヌーボーの継承者、そして変革者と自称し、 自然界の形をモチーフにした氏のオーガニックデザインは、今日再び脚光を浴びてきており、 その幻想的なイメージは、後続の若いデザイナーにも多大な影響を与えています。
いまや3Dデザインなどはコンピューターを使って製作出来ますが、 コラー二はまだコンピューターなどがない時代から立体を考える上で常に3ディメンション画を描いていました。
まさに現在の3Dデザインのパイオニアともいえるでしょう。
展覧会は60年代から70年代の貴重なデザイン画から始まり、飛行機、トラック、リニアモーターカーのオリジナル模型、 カメラ、家具、日常用品にいたるまで600mxmの会場にところ狭Lと展示されます。
特に今展覧会では80年代、コラー二が日本の企業の為に描いたデザイン画や日本で製作されたプロダクツも数多く展示いたします。
ぜひ御期待ください。

○会期
2005年6月21日(火)から2005年9月19日(月)まで

◎関連企画

講演会
「ルイジ・コラー二/バック・イン・ジャパン展」
2005年6月21日(火)  16:00 - 18:00
@京都工芸繊維大学センターホール
○講演者
ルイジ・コラー二
○参加費  500円
○定員  500名(当日先着順)
○申し込み  不要

○主催
京都工芸繊維大学ルイジ・コラー二展実行委員会
ルイジ・コラー二展実行委員会(ドイツ)
○後援
京都ドイツ文化センター
日本経済新聞社
京都新聞社
NHK京都放送局
○協賛
O-BASF
○協力
カールスーエ市 日本通運
CANON
OBJ
RL waffle cake
株式会社 三洋デザインセンター