| 11 | 地:クリーム 緑1,2 |
横耳有り |
379 |
濃緑の2色効果、織に合った横線の型については不明。淡緑の斜線にした理由も不明。 | ||||||||||
| ローラー捺染、直接捺染 | 緑系の濃、中、淡の3色使いのモノトーン調。モチーフの重色が少ないためか、両端部分に「型狂い」が多少見受けられるが、白場の多い柄行から、あまり苦にならないようである。むしろ「型際」が非常にシャープに捺染されている点を評価したい。 | |||||||||||||
| 地:クリーム 表:緑 裏:緑(斜線) |
横耳有り |
両面捺染ではあるが両面捺染機かどうかは不明。 | ||||||||||||
| 地緑は表裏に濃度差が認められることから無相型による全面捺染と思われる。モチーフの細部の「型際」がシャープであることから、緑印捺とベージュ印捺は2度捺染と思われる。 | ||||||||||||||
| 紺1、2、3、緑1、2、 茶1、2、黄、黄緑 9色 |
横耳有り |
356 |
タテ綿、ヨコ麻、風合がさつく。ブロック捺染と思われるが子の様に巾の広いものをどのようにして捺染したのか不明。 | |||||||||||
| 9色(紺、鼡、淡鼡、緑、淡緑、茶、淡茶、鶸、ベージュ) | 各モチーフの「型際」が非常にシャープである。特に「紺」は浸透捺染の結果「裏通り」が目立つが、「型際」は極めてシャープであり、高度な捺染技術が窺える。レピート長(350mm)からローラー捺染と思われるが、多色使いのローラープリントは珍しい。 | |||||||||||||
| |
地:ベージュ 緑1,2、茶1,2、エンジ、橙、鼠1,2、 8色 | 628 |
ブロックプリント、型合わせ、特に橙の位置がおかしい。 | 風合いが綿に比し少し疎硬、ヨコ糸が異素材か。 | ||||||||||
| 8色(臙脂、緑、淡緑、橙、鼡、淡鼡、茶、黄茶) | レピート長(タテ)が515mmと通常の380mm前後よりも大きいが、通称7インチロールを使用したものと思われる。「型狂い」が見受けられるが柄行からあまり苦にならないようである。 | |||||||||||||
| 地:クリーム 赤1,2,3、青1、2、緑、黄緑1、2、茶1、2、3、 8色 | 横耳有り |
548 552 |
748 |
花の濃中・淡の型の作り方がまずい。プロックで多色を使っている割に不出来。 | ||||||||||
| 9色(赤、淡赤、緑、淡緑、濃茶、茶、淡茶、鶸、淡鶸) | 7インチロールの使用により、大柄のモチーフが展開され、通常のローラープリントでは味わえない豪華な雰囲気を感じさせる。緯糸は先染糸を使用。 | |||||||||||||
| クリーム地 緑1、2、青、赤1、2、3、 ベージュ1,2、淡黄(地) | 横耳有り |
468 |
赤1(エンジ)の星が多数散らばっている。どう利用したか不明。 横糸の方が良く染まっている。 |
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| 8色(赤、淡赤、緑、淡緑、青茶、黄、淡黄) | ||||||||||||||
緑、青、茶 |
=2560 |
青 205 茶 205 |
208 207 |
ローラープリントとブロックプリントの併用。 | 濃色(紺)を最終に持って来る型順はヨーロッパ式。 | |||||||||
| ピッチ1mm程度の縦縞状の地紋プリントが、先染糸使いの交織のように感じられる。ミル彫刻と思われるが、素晴らしい技倆である。 | ||||||||||||||
| 横耳有り |
449 |
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| |
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| 緑1,2,3、黄緑1、2、淡ピンク、 6色 | 横耳有り |
469 |
260、258 |
レジスターマーク(星)が緑1、で巾方向に3つある。間隔左258、右261、緑1が裏まで色が通っている。 | ||||||||||
| 8色(地緑、濃緑、緑、淡緑、鶸、青、淡青、ベージュ) | ||||||||||||||
| 地:クリーム 赤茶1,2,3、別茶1,2,3、鼠1,2,3、別鼠、 10色 | 横耳有り |
396 |
鼠3、と別鼠との重色が出ているのは先に印捺した色が乾燥したためか。プリントのインターバルの長さ、色数の多さからブロックプリント。 | |||||||||||
| 5色(臙脂、橙、淡橙、ベージュ、茶、 | ||||||||||||||
| 地:クリーム 緑1,2,3、茶1,2,3、鼠1,2、赤1,2、 | 横耳有り |
366 |
506 |
10色のローラー捺染機があったのか。緑、赤は濃淡の型順。鼠、茶は淡濃の型順。茶1と緑1の重色。 | ローラー捺染の可能性を型順を変化させ試している。 | |||||||||
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12色(濃緑、緑、淡緑、濃茶、茶、淡茶、金茶、青、赤) | 青、赤は段彫りで、それぞれ3色及び2色効果を、緑は「ボカシ」彫りで多色効果を表現している。 | ||||||||||||
緑1,2,3、黄1,2、 5色 |
横耳有り |
496 |
254 |
表裏の型ずれにより裏面へ緑1,2が糸目から色が細線になってのぞいている。 | ||||||||||
| 表裏の濃度差が殆ど見受けられず、カーテン等の用途に適した浸透捺染が施されている。モチーフの型際もきわめてシャープであり、高度な捺染技術が窺われる。 | ||||||||||||||
| 緑1,2、表裏とも2色の計4色 | 383 |
2色両面捺染。一見3色に見えるが、型順淡色、濃色として乗せかけ部分がハーフトーンになって3色効果が出ている。 | ||||||||||||
| 表裏の濃度差が殆ど見受けられず、カーテン等の用途に適した浸透捺染が施されている。モチーフの型際もきわめてシャープであり、高度な捺染技術が窺われる。 | ||||||||||||||
| 表:赤1(地)2(葉)、ピンク、ベージュ1(黄)2(鼠)、 裏:ピンク | 382 |
赤2(葉)は、ベージュ1(黄)の上に半エッジでかぶせているように見える。何の為にこうしたのかよく分らない、ただし部分にベージュの上の赤ぼかしが美しい。裏面は中間乾燥なしに同時に捺染している。 | ベージュ1(黄)と2(鼠)は裏面に突き通っているが、赤2(葉)は裏に感じていない。 | |||||||||||
| 7色(赤、淡赤、ピンク、淡茶、淡橙、ベージュ、白) | 地赤は表裏に濃度差があることから、無相プリントと思われる。モチーフと地色付与を1段階で行う部分防染(返し)あるいはモチーフ印捺乾燥後、地色付与の2工程の方式が考えられる。 | |||||||||||||
| 地:エンジ エンジ、緑、青1,青2、茶1,茶2、ピンク、 8色 | 775 |
399 |
756 |
最初ブロックプリントと考えたが、型順を見ると緑とピンク、青1と緑、青1とピンクが淡色が先行しているのは色が汚れるのを防ぐためでローラープリントと決めた。柄ピッチもローラー捺染柄である。 | ||||||||||
| 8色(青、緑、茶、黄茶、ベージュ、地臙脂、橙、鼡) | 地臙脂と各モチーフの重色が少ないので、「型狂い」による「白目」が部分的に発生しているが、「白場」を多用している柄行からあまり苦にならないようである。むしろ反対色(地色、緑)の重色による異色が殆ど見受けられず、品位の向上に大きく寄与しているようである。 | |||||||||||||
茶1,2、 |
374 376 |
380 380 |
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| ブルー1(リュカク),2,3,4、5(極淡) | ステップ |
型順、ブルー4,5,1,2,3、の為ブルー1の色が微妙に変化している。染料 ローラー捺染。 | ブルー1の周辺部のつき具合から更に1色在るよう思う。そうすると6色。 | |||||||||||
| 5色(紺、濃青、青、中青、淡青) | 「型合わせ不良」による「地隙」が部分的に見受けられるが、「白場」の多い柄行からあまり苦にならないようである。むしろ「重色」を少なくすることによる「型際」の尖鋭性を評価したい。 | |||||||||||||
392 |
256 |
ローラーの両面捺染。染料。先のプリント面の色が裏面に廻り多色効果を出しているのが面白い。表面のクリームに茶の残液を使用し、完全に分散しなかった為、茶の粒子が残存する裏面には、クリームに緑のズレがつき汚れている。裏面が最初の捺染面である。 | ||||||||||||
| 地色とモチーフの重色が大きく型際の鮮明さを欠くが、モノトーンの配色に、救われている。 | ||||||||||||||
| 地:赤茶 濃茶、金茶、鼠茶 裏面同色ブロッチ |
交織、ローラー捺染、両面捺染機を使用して、裏面ブロッチ。全糸が綿とすると、先加工をした糸としない糸を交互に整経してプリントする。今考えつく事はタンニン酸を付け、塩基性染料で捺染する。酢酸クロームをつけ、綿に染着するクローム染料で捺染する等。 | 裏面のプリントは表面が乾かない内に行っているので両面捺染機を使用したのであろう。 | ||||||||||||
| 5色(焦茶、茶、鶸、黄、ベージュ) | ||||||||||||||
| 地:クリーム 黒、金茶、鼠茶、淡茶 |
染料、ローラー捺染としたいが、柄送りが263mmではローラーが細すぎる。ローラーとする為には、胴526のローラーが必要で、変則ピッチで鉄芯ローラーを使用したか?。 | |||||||||||||
| 35 | 4色(緑、鶸、金茶、ベージュ) | 両面捺染効果を狙った浸透捺染と思われる。輪郭線(緑)の「型際」は浸透捺染とは思えないほどシャープであり、高い捺染技術が窺われる。 | ||||||||||||
| 地:クリーム 紺 |
裏面への通り具合の不ぞろいからブロックプリントと思われる。表面の白けた部分は、糊の粘度、流動性を調節すれば再現可能か。顔料。白い粒子が見えるが仕上げ剤か不明。 | |||||||||||||
| 全体に印捺量不足による「カスレ」現象が目立つが、「裏捺染」効果を狙った意図的な技法と思われる。 | ||||||||||||||
| 地:クリーム 青1,2、緑 |
横有り | 370 372 |
256 |
デザイン・配色とも良し。青2の型合わせが悪いのが、型の作り方が悪いのかどちらか。柄送りがローラープリントにしては短いが、何度も使ったローラーを使用したと思われる。 | ||||||||||
| モチーフの輪郭の一部を「生地白」で表現するなど、「型合わせ」の難しい技法を無難にこなしている。 | ||||||||||||||
| 横有り | ||||||||||||||
| 8色(紺、鼡、中鼡、淡鼡、赤、中赤、淡赤、ベージュ) | 「型際」はシャープであるが、ストリーキが目立ち、「均染性」にかける。 | |||||||||||||
| 横有り | 441 |
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| 4色(緑、淡緑、黄,淡黄) | ローラー捺染、直接捺染 | 横方向のレピート長が非常に大きいので(765mm)大花の展開が容易になり、力強さを感じさせる。 | ||||||||||||
| 地:クリーム 鼠(ククリ)、緑、青、黄1,2、 | 横有り | 365 367 |
386 |
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| 6色(濃緑、緑、濃青、青、芥子、黄) | ||||||||||||||
| 地:クリーム 赤1,2、 |
横有り | 399 |
赤のククリの使い方、2色効果をうまく出している。表裏の赤色に変化が無い。唯表裏の型合わせがやや悪い。 | |||||||||||
| 両面捺染効果を狙った浸透捺染と思われる。「型際」もシャープであり優れた捺染技術が窺われる。 | ||||||||||||||
青1,2、3、 |
402 |
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| 両面捺染効果を狙った浸透捺染と思われる。「型際」もシャープであり優れた捺染技術が窺われる。 | ||||||||||||||
赤1,2、3、 |
横有り | |||||||||||||
| 4色(赤、中赤、淡赤、極淡赤) | ||||||||||||||
| 地:クリーム 緑1,2,3、黄1,2、鼠1、両面とも6色 | 397 |
ステップ |
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| 6色(緑、中緑、淡緑、青、茶、黄) | 殆ど表裏の濃度差が見受けられない浸透捺染であるが、「型際」の尖鋭性、均染性も比較表的良好である。 | |||||||||||||
| 地:クリーム 緑、鼠 金茶、クリーム、 | 横有り | 381 |
156 |
両面捺染、表の緑、ロール天場アタリ | 緑表面、型が深過ぎて型つぶれが出た為、砥石を当てローレットを浅くしようとしたが失敗して天場アタリになった。 | |||||||||
| 例えばカーテン用に、表裏差のない浸透捺染を狙ったためか、「均染性」に欠け、また不鮮明な「型際」も目立つ。 | ||||||||||||||
| 地:クリーム 茶1,2,3、赤 |
373 |
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| 4色(赤、茶、淡茶、ベージュ) | ||||||||||||||